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食事療法で血糖値をコントロール
栄養バランスのとれた食事をアドバイス
糖尿病の治療の基本の1つに、食事療法があります。
栄養バランスのとれた食事、また適切な食事量を心がけることで、血糖値のコントロールを助けることができるようになります。
奈良市のおおもりクリニックでは、糖尿病内科にて専門の医師が、お一人おひとりに合った食事内容を指導・アドバイスさせていただきます。
炭水化物・脂肪・たんぱく質のバランスが重要
炭水化物
糖尿病の方の食事では、炭水化物、脂質、たんぱく質のバランスが重要となります。
特に炭水化物は消化されるとブドウ糖に変わり、血糖値を上げるため、適切な量に制限する必要があります。
炭水化物の代わりに、繊維質の豊富な野菜、全粒穀物などを積極的に食事に取り入れることをおすすめします。
これらの食品を取り入れることで、血糖値の急激な上昇を防いで、満腹感が得られるようになります。
脂質
脂質はカロリーが高く、肥満につながりやすいためとりすぎに注意しましょう。動物性脂肪やトランス脂肪酸は避け、植物油や魚介類などを意識的に献立に組み込むようにしましょう。
たんぱく質
たんぱく質は、体細胞を構成するために必要な栄養素で、筋肉や臓器を修復するためにも必要となります。腎臓が悪い方はとりすぎに注意しましょう。
食事療法のポイント
適切な食事量を守りましょう
過剰なエネルギー摂取は、膵臓や肝臓などに負担をかけて、血糖値の上昇を招く恐れがあります。
年齢や普段の運動量に合わせて、適切なカロリーを計算し、適切な食事量を守るようにしましょう。
バランスのとれた食事を心がけましょう
好きな食べ物ばかりを食べると栄養バランスが崩れて、健康維持に支障をきたすことがあります。
炭水化物、脂質、たんぱく質のバランスを考慮しつつ、食品交換表を活用して、バリエーション豊かな食事を心がけましょう。
また、毎食野菜を摂ることも大切です。
規則正しく1日3食、食事しましょう
不規則な食生活は、血糖値の乱高下や肥満のリスクを高める恐れがあります。
できるだけ規則正しく、1日3食を摂るようにしましょう。
また、食事の前に十分な水分を摂ることも、満腹感を得やすくなるため大切です。