超音波で体内の臓器の状態を観察

エコー検査とは、超音波を使って体内の臓器の状態をリアルタイムに観察する検査です。
体外から観察したい部位に超音波を照射することで、臓器や組織、血流の状態などを診ることができます。
エコー検査では痛みなどの負担はほとんどなく、また放射線を使用しないので被ばくのリスクもありません。
小さなお子様からご高齢の方まで、どなたでも安心して何度でも受けられます。

エコー検査によって得られた結果は、医師が詳しく解析し、診断や治療方針の決定に役立てられます。
また、病気の早期発見や治療の効果判定にも役立つため、健康診断などで定期的に受けられることをおすすめします。

臨床検査技師がエコー検査を担当

当院のエコー検査は、臨床検査技師が担当しています。
エコー検査に関する門的な知識や技術を有している臨床検査技師が検査を担当することで、より精密な検査の実施が可能で、正確な検査結果が得られやすくなります。

頸動脈エコー

頸動脈エコーは、超音波を使って頸部の血管（頸動脈）の状態を評価する検査です。
頸動脈の内腔の狭窄や血栓の形成などの異常を早期に発見することができ、全身の動脈硬化の程度が評価できます。

心エコー

心エコーは、超音波検査を使って心臓の構造や機能を評価する検査です。
胸部にジェルを塗り、超音波探触子を当てて、心臓の動きや血流を観察します。
エコー検査の中でも、心エコーは専門的な知識・技術が求められますが、当院はこれに対応しており、循環器疾患の早期発見に役立てています。