糖尿病の治療

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糖尿病の治療について

血糖値の異常を指摘されたらすぐに治療を

糖尿病の治療について

糖尿病は、血糖値が長期間高い状態が続かないと症状が現れないため、患者様自身が気づきにくい病気です。
血糖値が非常に高い場合や、合併症が進んでいる場合には、「異常に喉が渇く」「尿の回数が増える」「体のだるさや疲れ」「手足のしびれ」「足がつる」などの症状が現れます。
糖尿病は放置すると重篤な合併症を招く恐れがありますので、健康診断などで疑わしい結果が出た場合は、クリニックを受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

奈良市のおおもりクリニックでは、糖尿病を専門とする医師(副院長)が、患者様お一人おひとりの病態に合わせた糖尿病治療を行っています。

 

適切な血糖コントロールのために

糖尿病治療では、食事療法や運動療法に加えて、必要に応じて薬物療法を行います。

食事療法

食事療法とは、糖質制限、脂質摂取制限、食物繊維の摂取などのバランスのとれた食事を摂ることで、糖尿病の改善をはかる治療です。
上記のような栄養バランスのとれた食事に加えて、食事中に血糖値を上昇させる食品を避けることも重要となります。

運動療法

食事療法だけでなく、運動療法も大切で、適度な運動は血糖値のコントロールに役立ちます。
運動によって筋肉が血糖を消費したり基礎代謝が高まったりすることで、血糖値が下がります。
また運動は肥満解消・体重管理にも有効ですので、無理のない範囲の運動をできるだけ継続するようにしましょう。

薬物療法

食事療法や運動療法だけでは十分な効果が得られない場合、経口糖尿病薬やインスリン注射などのお薬が処方される場合があります。
経口糖尿病薬には様々な種類があり、それぞれ異なる作用がありますので、個々の患者様の病態に応じて適切なものを選択します。
当院では外来でのインスリン導入に対応しており、低血糖を引き起こさないように3~4回の指導を行うことで、安全に治療が開始できるようにサポートいたします。

 

糖尿病治療で目指す状態

糖尿病治療の目的は、血糖、体重、血圧、血清脂質を正常範囲内に維持して、合併症の発症や進行を予防することです。
それらを実現させることで、健康な方と同じような生活を送ることが可能になります。

糖尿病コントロール指標

HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)

糖尿病患者様にとって最も重要な数値の1つで、1〜2ヶ月間の平均血糖値を表します。
日本では、HbA1c 6.0~7.0%以下が目標とされています。

血圧

糖尿病患者様の高血圧は、腎臓病や心臓病の発症に繋がることが知られています。
日本では、収縮期血圧:130mmHg以下、拡張期血圧:80mmHg以下が目標とされています。

血清脂質

糖尿病患者様の脂質異常症(高脂血症)は、動脈硬化や心血管疾患のリスクを高めます。
日本では、LDLコレステロール:120 mg/dL以下、トリグリセリド:150 mg/dL以下が目標とされています。

0742-53-3955

糖尿病外来
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